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2005-02-24

ITS日記 -03- EMACS動くの巻

| 09:59 | ITS日記 -03- EMACS動くの巻 - わだばLisperになる を含むブックマーク はてなブックマーク - ITS日記 -03- EMACS動くの巻 - わだばLisperになる

現実逃避でコンピュータばかり触っています、こんにちは。

さて、minsys.tapeより、少しづつhttp://www.its.os.orgで公開されているAIの内容をitstarでテープイメージに変換して読み込ませるという作業をしていたのですが、面倒なので一気に全部読ませることにしました。

作業的には、AIの内容をすべて展開し、展開されているそれぞれのディレクトリからテープを読み込ませた際にエラーとなる原因のDIR.LISTを全部削除。

それから、まとめてitstarでテープイメージにします。

itstarは、ディレクトリが深くとも、ITSの仕様に合わせて一階層のディレクトリにしてくれるので、アーカイブの際にパスがどうなるかの問題には無頓着で大丈夫です。

できたテープイメージは、165MBくらいになります。

これを、

:dump

_load merge noask crdir

で読み込みます。

_quitでdump終了。

さて、これで、様々なディレクトリが展開されたので、色々探索してみました。

ITSを散策してみてプログラムの起動回りでおぼろげに分かったことは、

  • デフォルトで通っているプログラムのパスは、SYS、SYS1、SYS2、SYS3らしい。

  • 保存されているプログラムは呼出される名前と若干違っており、TS DUMPのように"TS "が頭に付いているらしい。

  • パスは追加することが可能で、専用プログラムとして、追加用にNFDIR、削除用にOFDIFがある。

    という感じです。

    一番の興味は、emacsな訳なのですが、.INFO.;ITS PRIMERによると、当時はEMACSもしくは、Eとして呼び出されていたらしいです。

    ということで、TS Eと、TS EMACSを探してみたのですが、どこにも見当たりませんでした (((´・ω・`)…

    しかし、EMACSディレクトリのなかに、TS 126というのと、TS 125というものがあるので、試しに起動してみると…。

    EMACS Editor, version 162 - type Help(^_H) for help.

    と表示されEMACSが起動しました! ビンゴ!

    twenex.orgの公開TWENEX(TOPS-20)で、emacs165と表示されているものは触ったことがあるのですが、162なので、これは、それより若干古いバージョンみたいです。

    ちなみに、EMACS;TS 125、EMACS;TS 126ともに、バージョンは、162なのですが、タイムスタンプは、125が、1981年10月7日、126が、1985年8月12日となっていて、80年代初期には存在していたバージョンみたいです。

    twenex.orgの165と比較しながら使用してみたいところですが、現在、ターミナルの設定が分からず、画面表示がぐちゃぐちゃな状態です (((´・ω・`)…

    恐らく、フルスクリーンエディタとしてちゃんと機能すると思うので、機能させるべく設定方法を探りたいと思います。

  • ITS日記 -02-

    | 08:35 | ITS日記 -02- - わだばLisperになる を含むブックマーク はてなブックマーク - ITS日記 -02- - わだばLisperになる

    さて、ITSの最小構成でのインストールもできたので、これをどうにか通常の運用形態まで持って行きたいところ。しかし、その前にこの最小構成のシステムをどうにか拡張したら良いのかさっぱり分からず。

    ログインして、:helpコマンドを実行してみると下のような感じです。

    :help

    You are typing at "DDT", the top level command interpreter/debugger

    of the "ITS" time sharing system.

    Type control-S to abort output from DDT.

    DDT commands start with a colon and are usually terminated

    by a carriage return. Type :? to list them.

    Type :LOGIN to log in. If you are new on the system,

    do :INQUIR to tell the system who really is.

    To list a file directory, type :LISTF .

    To print a file, type :PRINT . The directory

    ".INFO." has many files documenting system programs.

    If a command is not recognized, it is tried as the name of

    a system program to run. :LUSER runs a program that will

    request help for you. :INFO runs a documentation perusal

    program.

    Type control-Z to return to DDT after running a program

    (Some return to DDT by themselves when done, printing ":KILL").

    For full documentation on DDT, do :PRINT .INFO.;DDT DOC.

    *

    ということなので、:?、:inquir、:info等を実行してみると、現在のシステムでは、

    *:?

    DSK: .INFO.; DDT :CMNDS - NON-EXISTENT DIRECTORY

    :inquir

    SYS: SYS3; TS INQUIR - NON-EXISTENT DIRECTORY

    :info

    SYS: SYS3; TS INFO - NON-EXISTENT DIRECTORY

    となり、とりあえず、.INFO.とSYS3ディレクトリを追加すれば、少しは展開がみえそうなので、SYS3と、.INFO.ディレクトリを追加することを計画。

    とりあえず、システム構築に関するドキュメントはといえば、Building an

    ITS from scratch on the Supnik PDP-10 simulatorの元にもなっているAI:KSHACK;BUILD DOCらしいので、再確認。

    後半にテープからデータの読み出し方法も記載されていました。

    .INFO.ディレクトリと、SYS3ディレクトリの中身は、ftp://ftp.its.os.org/its/ai/に公開されているので、これからテープのイメージを作成して読ませたらどうかというとろ。

    ファイルをITSのテープイメージに変換するツールは、John Wilson氏のitstarというものがあり、http://www.dbit.com/pub/pdp10/its/itstarで公開されているので、これをコンパイル。

    _INFO_.tgz等を展開して、itstarで、_info_.tapeを作成して、simhで、

    at tu0 _info_.tape

    みたいな感じで、テープドライブに、イメージを指定。

    後は、BUILD DOCの11. Loading the rest of the filesystem using DUMPを

    参照して

    *:dump

    (Please Log In)

    DUMP .442

    _load merge noask crdir

    FILE=*;* *

    TAPE NO 1 CREATION DATE 050105

    DSK: DIR KSHACK CREATED BY ___002 DUMP 06:48:09

    E-O-T

    _unload

    _quit

    :KILL

    みたいな感じで読み込めました。

    ※sys3を読み込ませる際にエラーになってしまいますが、DIR.LISTを削除して、イメージを作成すると上手くいきました(理由不明)

    という感じで、sys3、.info.等を追加したら、:?も使えるようになりました。

    とりあえず、一歩前進。