2009-03-04
TT#2での黒田さん講演回想録 (1)
今回のShibuya.lisp TT#2では、黒田さんの講演は中継不可でした。
参加できなかった方は参加者の回想録を読む他ない状況なのですが、最初の場内アナウンスでブログで言及も不可と説明してしまったためどうも自重される方が多いようです。ちょっとこれは、厳重過ぎる扱いで説明してしまっている(黒田さんもブログでの言及禁止とまではおっしゃってなかったので)のではないかということで、講演後に黒田さんご本人にブログでの回想の言及と観客の皆さんの講演状況の写真撮影のアップについての可否を確認させて頂いたのですが、OKということでした。
ということで、補完の意味も兼ねまして、講演の回想録を書いてみようかと思います。
自分はメモをとっていなかったので、完全に記憶だけで書いてますので、それは違うということがありましたらコメントでも頂ければと思います。
数理システム入社
まず、大学でもLISPの講義を受けたが、中西先生の本をもとにした講義を受けたが、当時触れるような処理系はなかったので講義でも頭の中で動作を想像するような内容だった。
そして、数理システムに入社した当時、数理システムでCommon Lisp使われているというようなことはなかった。
入社して最初の仕事は、並列計算機用のCコンパイラを書くこと。
VAX-11/780管理業務をすることになり、VMSからBSD UNIXに入れ換えを実施した。
当時は、UNIXに入れ込んでいたが、今考えれば、VMSの方がよっぽど良い。*1
BSDにFranz Lispが付いてきていたので*2、起動させてみたが、Ctrl-Dでも処理系を終了させることもできず困った、というのが実際に稼働する処理系との最初の出会い。
Common Lispを使うきっかけ
そんなこんなで当初、Common Lispを業務で使うということもなかったが、CLを使った案件を担当することになり業務で初めてCLを使った。
このときはLucid Common Lispを利用*3。
この辺から、CLを業務で利用し始め、また、Schemeを用いてDSLを作成し問題を解決するという案件や、自動車の衝突実験等々を担当。
- 参考リンク:知識工学ソリューション
ただ、最初から顧客がCLを指定して案件を発注してくれることばかりではなく、CLのメリットを説明し顧客に納得してもらうこともある/あった。
顧客がCを指定して来たときに、CLで書いて満足する結果が得られなければ、無償でCで書き直すという条件で交渉したこともある。
また、当初は上司もCLを使うことに、すんなりとGOを出したわけでもなく、納期を1ヶ月早めるのでAllegro CLを買ってくれないかと交渉したこともある。
LISPを使わないやつに限ってLISPを語りたがる
例えば、Javaを使わない人が、Javaを勉強すべきと主張したり、人にJavaを勧めたりすることはあるだろうか?
面白いことにLISPはそういうことが多い。これは、非常に不思議で、LISPにとっては不幸なことだと思う。
それに対しての答えとして「使いたいけど上司が許してくれない」というのがあるが、そんなことでへこたれるんだったらCommon Lisp使わなくてよし(上記参照)
(私の解釈):色々紆余曲折あり、松岡修三氏のようにストレートではありませんが、つまり、君達LISPを使いなさいよ、ということかと思いました。
- 参考リンク:Script Languages
以降、内容が思い出せれば、つづく
■
Slimy hackathon 3/6-3/8で開催します!!!
Hackathon, *standard-output* |
そういえば、開催告知してなかったんで告知ですw
3/6 18:30から、3/8 18:30まで、48時間 SLIMEのハッカソンを開催します!
やっぱり参加申し込みがあった方が良いのかしらなどと考えたんですが、Fixdapで良いんじゃないかと思えて来ましたのでFixdapに、この48時間中にしてみたいことをプロジェクトとして登録してみて下さい!
なんと、もう3名も登録されていますね!!!
■
今日の落書き
(defun (setf fib) (n field)
(declare (ignore field))
(if (< n 2)
n
(+ (setf (fib :dummy) (1- n))
(setf (fib :dummy) (- n 2)))))
(setf (fib :dummy) 10)
;=> 55
■