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2009-06-06

bit別冊Common Lispオブジェクトシステム-CLOSとその周辺

| 21:38 | bit別冊Common Lispオブジェクトシステム-CLOSとその周辺 - わだばLisperになる を含むブックマーク はてなブックマーク - bit別冊Common Lispオブジェクトシステム-CLOSとその周辺 - わだばLisperになる

書評というよりメモです。

この本は、復刊ドットコムでも100票以上を獲得していたりするのですが、

果して復刊したりするのか!、古本屋で見付けた方は保護して愛読するか、Amazonのマーケットプレイスにでも是非出品を!

自分は幸運なことに近所の図書館で借りられるのですが、ひさびさに借りたついでにちょっとエントリにすることにしました。

とりあえず、この本の大体の構成ですが、

※(3章はMOPについて(X3J13 88-003)で含まれていない。)

という感じです。内容が翻訳でかつPDFでネットから入手可能なものはリンクをつけてみました。

333ページの本書ですが、第II部と、5章 共通例題による他の言語との比較+実装のソースコードで約250ページを占めています。

その第II部の CLOSの仕様 CLOS仕様書(X3J13 88-002R)ですが、これは、CLtL2日本語訳の28章の元となっていて、若干違うもの中身は大体一緒。

CLOSメタオブジェクトカーネル現状報告」も英語の元の論文はPDFで入手可能です。

「5章 共通例題による他の言語との比較」は面白い企画で、

にある例題Grapherを様々な言語で実装してみせるという内容。

TAOや、CommonObjects、Flavors、ESP等レアな言語での実装が載っています。

1〜3はCLOSの情報をググったり当時メジャーだった大元の論文を読んだりすれば大体カバーできるんじゃないかと思います。

まとめ

言語のオブジェクトシステムを設計するような方には参考になるかもしれませんが、普通のユーザがCLOSを知りたくて読んでも、実装やその仕様が決まってゆくプロセスを報告している割合が大き過ぎてなんだか良く分からない本である気がしないでもありません。

CLOSや、MOPについては、日本語に限らず書籍は少ないようなのですが、個人的には、本書や、Amazon CAPTCHAあたりの内容をカバーするような本を新刊で黒田さんが書いてくれたりしたら最高なのになあと思ったりしています。

CLOS MOPだけだと市場的に厳しいかもしれませんが、「MOP全般を元祖CLOS MOPを軸に解説」みたいな感じで実際のところはCLOSの本という感じならどうにかならないだろうか…(´▽`*)…ならないか…。