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2010-07-13

(35)LISPマシンELISの基本設計(1980)

| 22:40 | (35)LISPマシンELISの基本設計(1980) - わだばLisperになる を含むブックマーク はてなブックマーク - (35)LISPマシンELISの基本設計(1980) - わだばLisperになる

TAO関係の論文を漁っておりますが、今回は、

です。

本文はLISPマシンELISの設計方針と実現について書かれています。

当時、AI研究の道具としてつかえる大型LISPマシンが望まれる時代になっていたようで、ELISも実行速度、記憶容量、システムの使い勝手、それぞれの向上を目標にしていたようです。

本文ではそれぞれについて詳細な解説がありますが、使い勝手の要素の一つと思われるコンパイラとインタプリタの動作についても述べられています。

TAO LISPではインタプリタとコンパイラの両立(コンパイルされた関数もそうでない関数もいりまじって一緒に使うことができ実行結果も同一であること)を常にねらっていたそうで、この方針を進めるためインタプリタの全面的なマイクロコード化(今でいうファームウェア的な層での実装)がされたそうです。

Common Lispもコンパイルされた関数とインタプリタでの挙動の一貫性を目標の一つに挙げていますが、CLはコンパイラ指向に傾いたのとは対照的だなと思いました。

他、かなりハードウェア寄りな内容ですが、言語とハードウェアが相互に影響しあうシステムは素敵だなと思います。