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2010-07-16

(37)A Principle of New Programming Environment(1981)

| 21:16 | (37)A Principle of New Programming Environment(1981) - わだばLisperになる を含むブックマーク はてなブックマーク - (37)A Principle of New Programming Environment(1981) - わだばLisperになる

TAO関係の論文を漁っておりますが、今回は、

です。

本文は、NUE (New Unified Environment)という、(1) Lisp machine (ELIS) 上で, (2) 主として玄人の programmer が, (3) display 端末を介して, 高度に対話的に, (5) かなり大規模な programming を行なうためのプログラミング環境の構想について述べられています。

LISPの処理系側の大規模なプログラミングをするための工夫としては、OblistをノードとしたOblist graphというものを考え、これにより同一のシンボル名を扱うことを可能にしているとのこと。

また、対話環境については、Emacsのようなモードレスなエディタを想定していて、コマンドの履歴や処理のバックグラウンド化や切り替えにも対応するということで、当時のMITやXeroxのLispマシン相当の機能は想定されていたようです。(当時のMITのLispマシンの開発環境は今でいうSLIMEのような機能を既に実現していました)

また、他のLispマシンがAltoのようなシングルユーザー向けの環境であるのに対してTAOはTSS的にマルチユーザーであることを指向していたようなのですが、ここでも「2人以上の人間が同一の Lisp 環境で共同作業を行なえる. また1人の人間が複数の window を通じて, 同一のみならず別の Lisp 環境と対話できる.」ことを掲げています。

それにしても、マルチユーザーのLISP環境というのは面白そうですね。