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2010-09-21

数理システム Common Lisp セミナ 2010-09-21

| 23:10 | 数理システム Common Lisp セミナ 2010-09-21 - わだばLisperになる を含むブックマーク はてなブックマーク - 数理システム Common Lisp セミナ 2010-09-21 - わだばLisperになる

今日は、数理システム Common Lisp セミナでした。

会社の同僚のCLerであるquekさんと勇んで参加。

以下つらつらと感想を書きます。

(1) CLML (Common Lisp Machine Learning) の紹介

講師: 黒田寿男 (Mathematical Systems Inc.)

時間: 13:30 〜 13:45

黒田さんによるCLMLの概略の説明。

RやS-Plusがあるのに、なぜ、新たに開発したかというと、CLからネイティブに使えることなどが、CLerには嬉しいとのこと。

実際にRと比較のベンチをとり説明していました。

今のところチューニング等に課題があり、平均したところではRより性能はでていないとのこと。

ただ、規模が大きくなってくると性能的には大分Rに近付いて来るようです。

パフォーマンスが今後の課題だそうですが、現状でもCLの環境全部をひっくるめると使い勝手は良いものになっているそうです。

(2) CLMLを使ったトピック抽出

講師: 阿部祐介 (Mathematical Systems Inc.)

時間: 13:45 〜 14:30

阿部さんによるデータマイニングにCLMLを使った説明。

こちらの資料を元にお話されていたようです。

文書集合の(コーパス)の単語出現頻度は、時期などの影響を受けて変動するそうですが、トピックとは、この単語出現頻度を変動させる(潜在的な)要因とのことらしいです。

教師なし学習法であるNMFを用いたそうで、NMFはPCAの代替手法として注目されているとのこと。

NMFを使って嬉しいところは、次元縮約できることだそうで、顔の画像から特徴を抽出して、再度合成したり、あれこれしたものをデモされていました。

阿部さんは去年数理システムに入社するまで数学を専門にされていてプログラム等は書いたことがなかったそうですが、PAIPを2ヶ月でこなすように指示され、それをこなした後に書いたものがこのトピック抽出のプログラムだそうです。いやはや凄いですね

(3) Cocurrency Building Blocks in Common Lisp

講師: 黄澗石 (Mathematical Systems Inc.)

時間: 14:45 〜 15:30

黄さんによるCLにおける並列化の問題点等のお話。

プログラムを並列で動かすのに一番苦労しない方法は、プロセッサ間でデータを共有しないこと、から始まり、現実問題として解くべき問題は、ほぼ何かしらの形でプロセッサ間でデータが共有されることになること、それがもたらす複雑さについて、具体的なプログラムや処理系内部のコード(SBCLのスピンロックのコード等)を解説されていました。

(4) Writing Lisp codes in AllegroGraph & Visual Query in Gruff

講師: Jans Aasman (Franz Inc.)

時間: 15:30 〜 16:30

恒例になっているような、AllegroGraphの解説とデモで、今回は、GUIで色々とクエリが実行できることをデモされていました。

対象から線を引っ張って行き述語を選んでくつけると、SPARQLや、Alegro Prologのクエリが生成/実行されていました。

検索結果として出てきたトリプルを色々と繰り返しで処理する方法として、Prolog風だったり、LISPのmap処理だったり、拡張されたLOOPマクロだったりできるようです。

個人的には、拡張されたLOOPが興味深いと思いました。

かなり内容的に濃いものでかつ半分は英語ということもあり、ほぼ理解できませんでしたが、色々と興味深いことが多かったです。

また、個人的に色々な方とお会いできて少しですがお話できたのが良かったです。

11月には通例の2日まるごとLISPセミナーもあるようなので、これまた楽しみです!